Croire que

Efforts to make easy

クソレポ生成術

こんにちは。

今まで数字などを使って記事を書いてきたけれど、ネタが尽きて内容がなかなか閃かなくなり飽きてしまった。ということで趣向を凝らして今回は一部で人気を誇る「クソレポ生成術」について。

1.導入編

まず、クソレポとは?

その名の通り内容がクソみたいなレポートのことである。ゴミみたいな内容とも取れることからゴミレポと呼ばれることもある。そのため、クソレポは馬鹿にされたり批判されがちである。確かにそれはもっともなことではあるが、レポート未提出や解いてない課題のある不完全なレポートと比べるとどうだろうか。未提出よりはクソレポを提出する方がまだやる気は感じられる。やる気や見込みがない者はいずれ説教されなくなることに通じるものがあるだろう。つまり

 すごいレポート>>>>不完全なレポート≧クソレポ>>未提出

ということだと思う。意識高い(笑)の人達はこれを嘲笑うだろうけど、これは思想の自由だしお互い様である。とりあえず提出することが大事なのだと思う。

レポートは何種類かあるが、クソレポは実験レポートと特に相性が良い。ここでは私の実験レポートの流れに沿ってクソレポの作り方を紹介しよう。

 

2.実践編

実験レポートは次の順序で記述する。

①目的 ②方法(フローチャート) ③実験結果 ④考察・課題 ⑤感想 ⑥参考文献

この順序でWordを使って作成する。

 

・①目的

実験を理解するため程度のことを特に迷わず書いておけばよい。

(例)色素の合成実験→実験を通して色素の合成について理解するため。

 

・②方法(フローチャート)

 細かいことを書くとキリがないので思い切って省略するべきである。実験中は教科書を見るのでフローチャートなど必要がない。

(例)・オレンジⅡの合成→○オレンジⅡを合成する

           ×ナフトールを水酸化ナトリウム水溶液に溶かして…

  ・再結晶→○再結晶を行う

                      ×化合物を蒸留水に溶かした後に熱時濾過して…     

 ・③実験結果

実験中に得られたデータをとりあえず表にして張り付けておけばよい。また、実験中に写真を撮ったのであればそれをペイントで加工して説明をつけるとそれっぽくなる。

(例)

データ

 

スルファニル酸

炭酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウム

2-ナフトール

水酸化ナトリウム

オレンジⅡ

重量(g)

0.903

1.0057

0.4072

0.7226

0.5369

0.1036

TLC

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・④考察・課題

ここが実験レポートの根幹であり、勝負の分かれ目である。考察は何を書くのかまで自分で考えなければならないが、課題には明確な指示がある。基本的にはその指示をもとに答えを導く推理ゲームと同じなのだ。それでは様々なテクニックをいくつか説明していく。

(ⅰ) Google検索

実験レポートとはGoogle検索と言っても過言でないほどこれは欠かせない。普通に検索をして見つからない場合はあえて検索ワードを少なくして多くのサイトを見ると答えが見つかることもある。また、答えっぽいが情報が少ない場合はその近くの新しい単語をさらに検索するとよい。特に構造式や反応式を調べたい場合は視覚的にも見やすくなるため画像検索が有効である。引用した場合はURLをきちんと明記しなければならない。これについては後で説明する。

(ⅱ)スクショ・画像編集

画像が保存できる場合はよいが保存できないときはスクショをする。それをトリミング後にWordに張り付けて印刷すると意外と違和感がない。ちなみに教科書をスキャンして貼り付けるとさすがに違和感があった。また、文字などが邪魔でそのまま使用できないこともある。その時はペイントを使用して白の部分を引き延ばして文字を消すとよい。

(例)ナイロンの構造式

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(ⅲ)溶接

先程のように検索をしていくつかの文章を見つけたとしてもそのままコピペしては文章に一貫性が無く、違和感が出てしまう。そこでまず用いたい文章が含まれている箇所をそれぞれのサイトからひとまずコピペして並べる。次に論理が破たんしないようにそれらの文章の順序を入れ替えたり、語尾を統一する。さらに違うサイト同士の文章を繋ぐときは論理が飛躍していないか確認して、クッションとして文を自分で補うことも適宜必要である。これがいわゆる溶接作業である。この溶接が上手く施されているかが実験レポートというビル全体の要である。

(ⅳ)考察

何を考察するか記載されていない場合はとりあえず収率を出して実験操作が上手くいったかどうかを結論しておけばよい。それに加えて課題に類似したことを調べて書くとさらによく見える。指定がないということは自由度が上がるため何でも書ける。

(ⅴ)誤魔化す

あまりにも実験内容を理解していないために生成物が分からなかったり、測定するべき実験値の記録忘れということも起こりうるだろう。その場合は生成物A,生成物Bと勝手に名前を付けて話を進めたり、理論値と収率を調べて実験値を逆算することで乗り切れる。しかし、クソレポとはいえここまでくることは好ましくない。やむを得ない状況もあるが最低限の節度は心掛けたい。

 ・⑤感想

点数には影響しないからと言って書かない人が多いらしいが、面白いことを書いて先生の気を緩ませ、採点が甘くなることを狙おう。つまりは大喜利コーナーである。しかし、採点者は年齢層が高めで笑いのセンスがズレてることが多々あるので気をつけよう。

 ・⑥参考文献

検索をして用いた文章や画像はその元のサイトのURLを書けばいいのだが、Wikipediaという壁が立ちふさがることがある。参考文献にWikipediaを用いるなとうるさい先生を見たことがある人も多いだろう。確かにその言葉は一理あるのだが、Wikipediaは便利だし何より他のサイトを探すのはめんどくさい。何が何でもWikipediaを使いたいときは文章や画像は使いつつも参考文献にはWikipediaの出典の部分のどれかを用いればいい。

(例)

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 3.まとめ

ここまでしても実験レポートはやはり大変だし苦痛だ。レポートタイムアタックというタイムトライアルをやることでゲーム性を出そうとしたものの他に競う人がいないし楽しくならない。

このように実験レポートから逃げ切ることに意味はあるのかと疑問に思う人も多いと思うが、逆にきちんとやることには意味があるのだろうか。所詮こんなものである。きちんとやることも当然すごいが、それだけでなくどんな状況でも如何に切り抜けていくかということも今後において役立つと思う。役立ってほしい。